
この記事は2026年8月までnoteの有料記事でしたが、「より多くの方に役立ててほしい」ため全編公開いたします。元有料記事のためボリュームが多いですが観戦計画を立てられる方には非常に役に立つ情報だと確信していますので是非最後までご覧ください。
みなさん、ドジャース・MLB観戦を計画される方がたくさんおられると思いますがどれくらい前から旅程を立てられていますか。
航空券は余裕を持って早めに予約するのが安く済ませるための定石です。ホテルも航空券のタイミングで予約しておけば安心です。
通常の旅であれば航空券+ホテルを予約すれば「ほぼ準備完了」ですが、ドジャース・MLB観戦はどうでしょう。
せっかく行くならボブルヘッドなどの「お土産」、ドローンショー等の「体験」といった「おまけがある日」に行きたいですよね。
例年2月にシーズンチケットの発売が開始されるタイミングでボブルヘッド等のプロモーションが発表されるため、それまで「予約が立てられない」と思っていませんか。
そうした発表を待っている内に、航空券は徐々に高くなり、仕事をいつ休むかという調整も具体的にできません。
こちらの表をご覧ください。航空券(早割やタイムセール)やホテル、観戦チケットをいち早く最安値や定価で購入し旅程を組んだ場合と、価格が高騰した後(試合直前)に購入した場合の比較です。

航空券価格は倍、観戦チケットは人気選手のボブルヘッド配布日は容赦なく転売ヤーがチケット価格を吊り上げてきます。観戦試合数や宿泊日数を増やしたり、同行者が増えれば増えるだけ倍々ゲームで費用は跳ね上がります。※大手旅行会社の観戦ツアーは最低でも90万円~です(送迎は付きます)。
では、2月のプロモーションの発表、MLBチケット発売開始の「どれくらい前」から旅程が立てられるでしょうか。
答えは、世間がオールスターゲームやホームランダービーに沸いている7月中旬以降です。この7月中旬に翌シーズンの予定がMLBから発表されます。発表されるのは「いつ・どこで・だれと」やるかで、プロモーションはもちろん、試合が何時から開始されるかは未だわかりません。
この記事では、7月中旬に発表される翌シーズンのスケジュールを元に、航空券や観戦チケットを最安値・定価で購入し、旅のコストを「最安値」にし、かつボブルヘッド等のお土産を「必ず」引き当てる方法をロジカルに解説します。
有料部分の解説を実践することで、ボブルヘッド等のお土産が必ず付き、かつ人気選手のボブルヘッドや日本人も大好きなスターウォーズ・イベントの高確率予測法を伝授します。
もちろんこの予測法を実践することで、旅の計画が早期に立てられ、数十万円単位の旅行・チケット費用を節約することが可能です。
第1章:球団が「仕掛ける」戦略
まずドジャース(球団)が仕掛ける仕組みについて解説します。
プロモーション(無料配布物)はなぜ配られるのでしょうか。それは多くの人に球場に足を運んで欲しいから。チケットを売りたいからです。
この集客増加のための仕掛けは大きく分けて3つあります。
- プロモーション:ボブルヘッド等の配布物(無料・先着順)
- イベントナイト:テーマに沿ったアイテム付きのチケット(有料・限定)
- エンタメショー:花火やドローンショーなど試合終了後に開催(無料)
これらの「仕掛け」をMLBのレギュラーシーズン全162試合の半分のホームゲームである81試合を対象に実施します。ホームゲームとアウェイゲームはひと月の中でおおよそ半々になるようスケジュールされています。
第2章:ドジャースの強み
ドジャースタジアムの年間の観客動員数はMLBでダントツのトップです。また他の北米プロスポーツやヨーロッパサッカーと比較しても圧勝です。またアウェイ・ゲームでもドジャース目当てに球場を訪れる人が相当数いますので、集客力という意味ではドジャースというチームはバケモノ級のブランドです。
そのバケモノ級のブランド力をけん引しているのが我らが大谷翔平選手です。この大谷選手のカリスマ性やドジャースのブランド力から提携を申し入れるスポンサーが後を絶ちません。
この引く手数多のスポンサー数がドジャースの「仕掛け」の原動力になっています。そのため投下されるプロモーション・イベントがダントツで多いです。
また配布物の数量も他のMLB球団は先着13,000名が主流ですが、ドジャースは先着40,000名、大谷選手のボブルヘッドに至っては混雑・混乱を避ける目的から「全員に配布」という大盤振舞です。
第3章:定番イベント・プロモーション
イベントやプロモーションはMLB全体で統一されているもの、また球団や選手の特色によるものがあります。球団の特色にはスポンサーの意向や要望によるものも含まれます。
ここではMLBの定番とドジャースの特色のあるイベント等を紹介して、「このイベントに行きたい」や「この関連のアイテムが欲しい」と、どのようなイベント・配布物があるかの「あたり」を付けるための参考にしてもらえばと思います。
MLBの定番
1.4月15日:ジャッキー・ロビンソン・デー(Jackie Robinson Day)
- 配布物:「背番号42」のレプリカジャージ(近年はこれが定番)
- 確定ロジック: MLB全チーム共通の超神聖な記念日です。ジャッキー・ロビンソンの限定ジャージやグッズが配布されます。
2.5月第2日曜:母の日(Mother’s Day)
- 配布物:トートバッグなど
- 確定ロジック:MLB全チーム共通のイベントです。全選手がこの日のために特注したピンク色のバットやベルトを使用します。
3.5月:スターウォーズ・イベント(Star Wars Event)
- 配布物:スターウォーズ・グッズ
- 確定ロジック:開催時期ははチームごとに異なりますが、ドジャースは例年5月前半の平日にスターウォーズ・ナイトを開催しています。大人気イベントのためチケットは瞬く間に完売します。
4.6月第3日曜日:父の日(Father’s Day)
- 配布物: 限定デザインのTシャツやポロシャツ、キャップなど
- 確定ロジック: 父の日は男性ファン向け(ブルーやグレー基調)の限定アパレルが配布されます。2026年にドジャースタジアムにユニクロの冠名が付いた後の記念すべき初プロモーションは、この父の日のユニクロTシャツです。
5.7月4日:アメリカ独立記念日
- 配布物: 独立記念日限定デザインのキャップやコイン
- 確定ロジック: アメリカで最も盛り上がる祝日です。ドジャースタジアムでは、星条旗をあしらった限定グッズが配られるか、試合後に球場を暗転させてスタンドから見上げる最大規模の花火大会が開催されます。
※3以外は日にち固定のためドジャースのホームゲームになれば、という前提が付きますが、MLBもイベント日にはドジャースのような集客力と資金力のあるチームを優先的にホームにしているのが明確です。
ドジャースの特色
1.優勝記念や選手の偉業を称えるもの
ドジャースは2024・2025と連覇をしていますから優勝記念のレプリカ・チャンピオン・リングやトロフィー、優勝を左右した名シーンやプレーをモチーフにした記念アイテム等も多いです。
また大谷選手の50/50や〇〇本ホームラン・安打を達成した選手のボブルヘッド等、所属選手の偉業を称える記念アイテムもあります。
2.日系スポンサーの多さ
いわずもがな、大谷翔平選手のおかげで日系スポンサーからの提携申し入れが後を絶ちません。プロモーションがなくとも日系企業の商品の試供品サンプルが入場時に大量に配布されたりもします。
日本人選手のボブルヘッドはもちろんですが、ワンピースやハローキティ、鬼滅の刃等の日本のアニメキャラクターなどのイベントが多いのもドジャースの特徴です。
また2026年3月31日のプロモーション「ミステリーボブルヘッド」で、山本由伸投手の「ヨシ」にちなんでスーパーマリオのキャラクターである「ヨッシー」のボブルヘッドが配布されました。
これはユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのアトラクションである「スーパー・ニンテンドー・ワールド」や公開間近であった映画「ザ・スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー」とのタイアップです。
任天堂はかつてシアトル・マリナーズの筆頭株主で現在でも10%の株を所有しています。通常のビジネス慣習であればこのタイアップはマリナーズで実施されるのが自然ですが、ドジャースが選ばれたのは、単にユニバーサル・スタジオが「同じLAにある」だけの理由ではなさそうです。
3.ロサンゼルス・レイカーズ(NBA)関連
元レイカーズのレジェンドマジック・ジョンソンが2012年からドジャースの共同オーナーになり、球場にも頻繁に足を運んでいます。またドジャースの筆頭オーナーであるマーク・ウォルターが2025年にレイカーズ株の27%を取得し、ドジャースとレイカーズは兄弟チームのような形になっています。
レイカーズのレジェンドプレイヤーであるコビー・ブライアントやシャキール・オニールのボブルヘッドが配られるとなれば、普段野球を見ない層も大挙してドジャースタジアムに訪れます。まさにロサンゼルスのスポーツファン層を根こそぎかっさらうかのような戦略です。
4.花火・ドローンショーの縮小
MLBでは昔から祝日や夏場の週末のナイトゲームで花火イベントを行ってきました。しかしドジャースは本拠地ロサンゼルスの深刻な山火事問題から、それまで年に十数回実施していた花火イベントからドローンショーにシフトしてきました。
ドローンショーがそのまま花火の代替には変わらず、花火からのシフトと共にドローンショー自体の回数も減り、2026年は花火ゼロ、ドローンショーは2回とイベント自体の日数は激減しています。
これはコストの問題なのか、ショーをしなくても十分集客できるという事なのか、それとも乗り気なスポンサーがいないのかは定かではありません。
第4章:プロモーション・イベントの傾向
次にプロモーションやイベントの実績データから傾向を確認しましょう。
1.2026シーズン・プロモーションDATA


2026年オールスター後の追加プロモーション発表で「通年の配布物」は日:10、月:6、火:7、水:10、木:3、金:9、土:14、になりました。2026年の特徴は、Uniqloとの提携によりファミリー向け日曜日にTシャツやサングラスの配布物が増えています。
ドジャースのホームゲームの基本構成は例外はありますが、月~土曜がナイトゲーム、日曜がデイゲームになります。またMLB全体が木曜を遠征の移動日に設定しており、木曜の試合数が極端に少ないです。
プロモーションの傾向
・ホームゲームの60%はなにかしらのプロモーション(配布物)がある。
・前半戦よりも後半戦の方が高確率である。
・木曜の移動日にプロモーションが少ない。
・土曜のプロモーションが多い。
次に配布物の種類です。2月に前後半合わせて35種類のプロモーションが発表されました。ボブルヘッドが約7割です。後半戦の追加プロモーションでこの割合が更に増す傾向があります。
※後半戦の追加プロモーション(推定14)は7月中旬に発表されます。


2026年オールスター後の追加プロモーション発表で「通年の配布物」の数はボブルヘッド:28、アパレル:6、レプリカリング:5、になりました。
2.2026シーズン・イベントDATA


2026年シーズン中の追加イベント発表で「通年のイベント」は9月にNBAの10月開幕に向けたイベントが追加されました。火:7(LA Kings Night)、木:5(Lakers Night)
これは2026シーズンの全23イベントの曜日波動です。イベントは2月に全て発表され、後半戦での追加は基本ありません。
イベントの種類(23の内訳と実施時期)
・開幕イベント(1・開幕戦)
・ドローンショー(2・夏場の週末ナイトゲーム)前述の通り縮小傾向
・イベント・ナイト(20)
- 〇〇ヘリテージ・ナイトやLGBTQ等、人種・マイノリティに関するもの
- 〇〇感謝の日イベント
- スターウォーズ・ナイト、ワンピース・ナイト
プロモーション・イベントの傾向
・イベントは少ないがプロモーションを補うように配置されている。
・年間の約9割が、いずれか又は両方にあたる。
・月、火、金、土曜は特に確率が高い。
※日曜イベント補記:ここではカウントしていませんが、日曜のデイゲーム後に、子どもがグランドに降りてベースを走れる「キッズ・ラン・ザ・ベース」が毎週開催されています。

3.【重要】何もない日の特徴
プロモーションがある日を推測する事も必要ですが、「何もない日」の特徴を理解することはそれ以上に重要です。
上記の表は曜日波動を主眼にしたものですが、曜日以外にもボブルヘッドを「外さないため」に重要な要素があります。
1.木曜の移動日
MLBで木曜が移動日として設定されている事から「木曜=野球休み」の暗黙知があるため、シーズン前半はプロモーションを打たない傾向があります。
一方終盤はMLBの戦略として、同地区競合との「ラスボス戦」(ドジャースであればパドレス・ジャイアンツ)が設定されており、遠征(遠出)が無くなることからシーズン終盤にはプロモーションが発生する傾向があります。
2.水曜のデイゲーム
木曜が移動日のため「遠征先」によっては、水曜をデイゲームに繰り上げる必要があります。ドジャースでも年に数回あり、水曜がデイゲームになる日は、プロモーションを打ったとしても集客が見込めないため「何もない日」の確定パターンになります。
3.「強豪」とのカード
現在のMLBはインターリーグ戦でレギュラーシーズン中に全てのMLBチームとのマッチアップがありますが、ホーム or アウェイいずれかでの開催になります。
ドジャースホームで「ヤンキース」との名門対決があるなら、放っておいても集客できるカードですので、プロモーションやイベントは発生しません。
第5章:プロモーター側の思惑を紐解く
ここまでのデータ紹介と解説で、おおよその「当たり」がついてきたのではないでしょうか。
これらのデータ、傾向から読み取れる「球団」「スポンサー」の思惑を紐解いて「分析パート」のまとめに入りたいと思います。
1.「大人ファン」とドジャース「市場価値最大化」のためのナイトゲーム
ドジャースは世界最大級の集客力を誇るスポーツ界のモンスター球団です。ドジャース戦のチケット価格の高騰の推移をみると、もはや単なる野球の試合ではなく「エンタメ・ショー」です。
これは野球の試合+ギブアウェイという単純な構造ではなく、MLB史に残るような選手の活躍・記録等の質の高いパフォーマンスに加え、ファンを飽きさせない仕掛けがあってこそです。
野球以外の代表的なギブアウェイは、NBA、スターウォーズ、ラッパー(ICE CUBE)、ニンテンドー、ハローキティ、日本アニメ、何でもありです。野球に興味がなくともマニアやコレクターが欲しくなるものばかりです。
これらのギブアウェイでスタジアムを満員にして、ドジャースの質の高い野球でスタジアムを盛り上げ、1杯3,000円のビールが飛ぶように売れる。
また、別の日には「人種のるつぼ」であるLAの多様性を受け入れる、〇〇ヘリテージ・ナイト、LGBTQ等のマイノリティ理解・支援のイベントを実施しLA・世界中のファンを受け入れる懐を盤石にし、野球を野球ファンだけのイベントにしない取り組みを実践しています。
2.日曜のデイゲームという「サンクチュアリ(聖域)」
1.で述べたように、ナイトゲームは選手への巨額の年俸を支払い、次なる投資・若手選手の育成のための資金を回収するためのドジャースの集客の柱です。
日曜のデイゲームについて、日曜の昼間だからプロモーションを打たなくても「勝手に客がくる」。という見立ができますが本質は違います。
日曜は、キッズ・ラン・ザ・ベースというイベントを実施していることからも家族・子供向けの日で、ドジャースにとってもMLBにとっても未来のファン層や将来のMLB選手を育むために必要不可欠な日です。
日曜にプロモーションを打たないのは、決して裕福な家庭でなくとも、家族や子供連れが安心して観戦に来れるよう、チケット価格が高騰するようなプロモーションを「意図的に打たない」、「聖域」として確保している日なのです。
プロモーションを行う場合でも「母の日」「父の日」など、チケット価格が大きく高騰するようなものではありませんし、「ファミリー」に軸を置いたイベントです。
第6章:航空券価格の推移
航空券価格の推移をまとめようと思っていましたが、以下の記事に記載している通り、2026年5月から日系(JAL・ANA)は値上げを行い、販売形式も以前のような「早く買えば安い」というモデルから、早期購入の恩恵がなくなる「フラットレート」(いつ買っても同じ)に変更しました。
アメリカのユナイテッド航空(UA)も値上げ行いましたので現在LAへの直行便で価格を「据え置いている」のは2026年6月時点でデルタ航空とアメリカン航空のみとなります。
この航空業界の値上げの波を止めることはできなと思いますので、一刻も早く旅程を組み、航空券価格が安いうちに予約されることをおすすめします。

ANAもJALも販売戦略の大きな舵を取りましたが利用者や株主からの不満で方針が揺らいでいます。しかしながら値上げの方向性は変わりませんのでタイムセール等を狙い早めに旅程を立てることをおすすめします。

第7章:あなたが実施すべき行動(まとめ)
ここまで過去データからの傾向や、MLBの慣行やプロモーター側の思惑を紐解いてきました。この章ではこれらを踏まえて、具体的に何をすべきかをまとめていきましょう。
0.検討に際しての前提
人それぞれ何日間の旅程で行くか、うち何試合観戦するか異なりますがここでは、3泊5日または4泊6日で、実際に何試合観戦するかは別として最大で3試合観戦が可能な旅程を前提とします。
また第6章で言及した通り、旅行のコストを下げるため航空券手配は可及的速やかに行う前提であることを認識ください。
この記事の執筆は2026年6月ですので、以下2つのパターンを解説します。1.2026年シーズン後半の予定を立てる場合
2.2027年シーズンの予定を立てる場合
1.2026年シーズン後半の予定を立てる場合
第4章で確認した前後半のプロモーションの割合を見てもわかる通り、後半戦に予定を入れる方がプロモーションに当たる確率が高いです。また前半戦はプロモーションが発売されると同時にチケットの発売が始まるので、人気のプロモーションはダイナミックプライシングにより価格が高騰します。
しかし2月の発表でプロモーションやイベントが設定されていない後半の日程は、7月中旬に後半戦のプロモーションが発表されるまでは、そこは「何もない日」であり、チケット価格は「対戦カード」や祝日前後等の「暦」の影響によるもののみで「ほぼ定価」で購入することが可能です。
ここまで解説してきましたので言わずもがなですが、7月に後半戦のプロモーションが発表される前の「何もない日」のうちに旅程を立て、チケットを購入するのが最大のポイントになります。
5つ星(★★★★★)カードの見つけ方
手順1:予定表からプロモーション、イベントナイト、ドローンショーなど、何も予定が入っていない「平日」を探す。
※日曜は5章で述べた通りプロモーションが入る可能性が低い
※土曜は2月の時点で何かしらの予定が入っている。
手順2:見つけた平日から強豪との試合を除外する。
※強豪チームがわからない場合は、「2025MLB順位」等と検索し地区順位が1位又は2位のチームを強豪と考えてください。またドジャースの場合は同地区の2位・3位までのパドレスとジャイアンツが強豪と考えてください。
手順3:次に移動日になることが多くプロモーションの確率が低い「木曜」を除外してください。また水曜のデイゲームの場合も除外してください。
手順1~3で導き出した日は確定レベルでプロモーションが追加されます。
4つ星(★★★★☆)カードの見つけ方
もし5つ星カードの日程が合わず他を検討しなければいけない場合、少し流動的ですがこちらを検討してください。
条件:ドジャースが首位を独走している・早期に優勝が決まりそうな場合
ドジャース所属のナ・リーグ西地区に限らず、MLB全体として同地区のライバル対決は最終盤に組まれています。(仮称:ラスボス戦略)この戦略が「はまれば」いいですが、早々にドジャースの「優勝が決まっている」又は「敗退が決まっている」場合、ラスボス戦ではなく主力も出場しない「消化試合」になってしまいます。
よって球団が次に優先してプロモーション打たなければならないのはこの「消化試合」になるので、終盤に組まれているパドレス・ジャイアンツ戦を選んでください。
3つ星(★★★☆☆)カードの見つけ方
4つ星の条件に合致しなさそうであれば、次の優先順位で日程を検討してください。
優先1:パドレス、ジャイアンツのうち優勝争いから外れているチームとの平日の試合
優先2:パドレス、ジャイアンツとの平日の試合
2.2027年シーズンの予定を立てる場合
翌シーズンの予定を立てる場合、前年のオールスター前後に発表される翌シーズンの予定を確認の上、翌月に発表されるプロモーション日を予測・想定して旅程を立てます。
これは第6章で触れたとおり、航空業界の値上げの動きがあるため航空券の値上がり前におさえて旅費を「数十万単位」で抑制するため、2026年の夏において非常に重要なポイントです。
2-1 何月に行くかを決める。
何月に行くかを決めます。7月中旬以降の後半戦に行く場合は前述の解説に従い、2月にチケットの発売開始と前半と後半の一部のプロモーションが発表されてから予定を立ててください。
前半に行く場合のおすすめ月の順位は以下の通りです。
1位:5月 2位:6月 3位:7月 4位:4月(3月)
3月は開幕戦のセレモニー等があるので、記念に開幕戦を観たいという方は選んでいただいて構いませんが、あくまでプロモーションに当たる確率が高い月という意味で理解ください。
4月が年間の中でも一番プロモーションが少ないです。これは開幕戦および開幕直後は集客力が高いためプロモーションを打つ必要がないのと、ロサンゼルスの特有の別の理由があります。
それは4月にエンゼルスが金・土の連日で「スターウォーズ・イベント」を実施するためです。スターウォーズと言えばディズニーで、エンゼル・スタジアムがあるアナハイムはカリフォルニア・ディズニーのおひざ元、エンゼル・スタジアムの特徴的な外野の「岩」や「滝」はディズニーのオーナー時代に作られた「ビッグ・サンダー・マウンテン」を彷彿とさせるオブジェです。
そうなると、地元ロサンゼルスの人たちが4月に野球を観に行くなら「エンゼルスタジアム」に行こうとなり、ドジャースがプロモーションを打っても他の月より集客力が弱くなるからです。
エンゼル・スタジアムのスターウォーズ・イベントを狙いたい方は、4月の中旬~下旬の「金・土」のホームゲームを狙ってください。時期的にエンゼルス所属の「ア・リーグ西地区」以外のチームとのマッチアップになっているはずです。
7月(夏場)は金曜または土曜にドローンショーが入る可能性があるからです。ドローンショーが入ってしまうと、本来プロモーションの高確率日である金曜・土曜がドローンショーのみになってしまいます。
※ドローンショーを観たい方は7月を狙ってみてください。
5月と6月の比較で、5月が1位になる理由は2つあります。
1つ目は5月にスターウォーズ・ナイトが開催される。
スターウォーズ・ナイトはプロモーションではないため、限定アイテム付きのチケットを購入しなければなりませんが、非常に人気のあるイベント・アイテムなので、可能性として日程に入れておくことをおすすめします。
スターウォーズ・ナイトは例年5月前半の平日に開催されます。
2つ目は5月に「ライバリー・ウィーク(ライバルチーム同士の対決)」があり、ドジャースはエンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」があるため、遠征(遠出)の可能性が低く、外れの多い移動の木曜や遠征前の水曜デイゲームの確率が低いからです。
2-2 翌シーズンのスケジュールを確認し「山」を決める
行く月が決まれば次に、ひと月におおよそ2回あるホームゲーム連戦の「山」を決めます。
ホームゲームは6連戦(2チームと3試合ずつ)が一番多いパターンですが、3連戦(1チームと3試合)のみの場合もあります。その場合もちろん6連戦の山を選んだ方が旅程も調整しやすく、選択肢の幅も広がるので6連戦の山を選びます。※7~10連戦もあり
2-3 (最大)3試合の当たりをつける
一番多い以下の型を基準に考えてみましょう。
①月火水のセット ②金土日のセット
この6連戦が①②と続く場合か、②①と続く場合です。
まず①②の2つの3連戦を検討する場合に、強豪より中堅・下位チームのカードを優先する。
次に①or②を選んだ場合の以下特徴を検討する。
①(平日セット)の方が基本ホテル(宿)代が安くなる
②(週末セット)比較的、金・土に人気選手のアイテムが来やすい
※いずれの場合も日曜・水曜のデイゲームはプロモーションの可能性が低い
※木曜に試合がある場合は木・金・土のセットを優先してください。
2-4 航空券とホテルを予約して旅程を組む
上述の手順で選んだ(最大)3試合を前提に旅程を組んでください。
そして先ず(値上がり前に)航空券を予約して、ホテルも予約してください。
そして2月のプロモーション発表後、プロモーション内容を確認し、何試合、どの試合を観戦するかを決定し、ダイナミックプライシングの価格が高止まりする前に、可及的速やかにチケットを購入してください。
おわりに:浮いた10万円で最高の「MLB体験」を
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
本記事でお伝えした「ボブルヘッド配布日の予測ロジック」と「連戦の山の選び方」は、一般のファンが知らない、あるいは気づいていない球団ビジネスの裏側を逆手に取った戦略です。
「来年の公式スケジュールが発表されてから動く」という常識を捨て、このロジックを信じて“今すぐ”に飛行機とホテルを押さえてみてください。それだけで、春先に焦って予約するよりも、数10万円単位で遠征費を抑えることができるはずです。
そして、この「先回り戦略」で浮いたお金は、ぜひスタジアムでの最高の体験に投資してください。
奮発してバックネット裏の神席を取るのも良し。 スタジアムのメガストアで、大谷翔平選手のオーセンティック・ユニフォームを買うのも良し。 あるいは、アナハイムまで足を伸ばしてディズニーランドを楽しむのも素晴らしい思い出になるでしょう。
航空業界の値上げの波や転売ヤーに無駄なコストを搾取されることなく、あなたの資金を100%、純粋な「MLBを楽しむ体験」のために使ってほしい。それが私の最大の願いです。
勝負は「今のうち」です。 まだ安い航空券が残っているうちに、そしてアメリカのファンが動き出す前に。 あなたのLA遠征が、一生の記憶に残る最高の旅になることを心から応援しています!

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